BNCTプラザ


膵臓とは

膵臓は胃の裏側、背中に近い所にあります。長さは15cmから20cmほどの細長い臓器です。
膵臓の中には主膵管という管があり、膵液(膵液とは膵臓で分泌される消化液のことをいいます。)が流れています。
膵臓の主な役割は二つあり、一つは消化液(膵液)を分泌し、食べ物を消化すること[外分泌機能]で、もう一つは、インスリンなどのホルモンを分泌し、それにより糖をエネルギーに変えること[内分泌機能]です。なお、インスリンの分泌が低下すると糖尿病になるリスクが上がります。




危険因子

危険因子:喫煙(直接・受動)や肥満などです。
禁煙し、定期的な運動をすることで肥満を防ぎましょう。
家系にすい臓がんになた人がいるとリスクが上がります。
また、糖尿病になると膵臓がんの発症リスクがあがります。糖尿病以外にも慢性膵炎、膵嚢胞なども注意しましょう。
(膵嚢胞などが見つかった場合は、超音波内視鏡検査を受けましょう)



膵臓がんとは

60歳位から罹患率が上昇し、高齢になるほど罹患リスクが高まります。 国内では、毎年30,000人以上の方が膵臓がんで亡くなっています。
膵臓は臓器が小さいため浸潤のスピードが速く、血管、神経、リンパ管などに入って遠隔転移しやすい、という特徴があります。
膵臓がんは早期発見が難しく、発見されたときには、既に手術ができないほど進行しているケースも多くあります。予後が悪いのが特徴です。

膵臓癌はほどんとどの場合、外分泌系の膵管細胞から発生します(膵管癌)。膵臓癌とは一般的にこの膵管癌のことをいいます。




膵臓がんの症状

膵臓がんは初期には症状が出ないことも多く、早期発見が難しい癌です。
進行すると、上腹部痛や、黄疸などの症状が出たり、糖尿病を発症することもあります。




膵臓がんの手術・化学療法・放射線治療

膵臓がんでは、手術・化学療法・放射線治療が標準治療として選択されます。

癌を切除できる場合は手術を行います。手術ができた場合でも再発することが多いため、必要に応じ化学療法や放射線治療を行います。
発見が遅れ手術ができない場合は、化学療法や放射線治療が行われることもあります。

緩和医療へ移行する場合もあります。
緩和医療・ホスピスについて詳しく。




BNCTで膵臓がんの治療

BNCTは体表に近い部位の癌に効果を発揮します。
そのため、BNCTは膵臓のように身体の奥の臓器には効果を発揮できません。
(開腹手術との併用や薬剤の進歩、システムの機能向上により、将来的には、適応になるかもしれません。)






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