BNCTプラザ


喉頭・声帯を摘出した後の発声

喉頭がん下咽頭がん、食道がん、甲状腺がんに罹患し、
喉頭・声帯を摘出すると、今までのように声を出すことができなくなります。


声帯とは

声帯は、喉頭の上部(前部)にある発声するための器官です。
ひだ状で左右に二つあります。
声帯は、肺からの空気により振動し、声を出します。



喉頭・声帯を摘出した場合、主に下記の方法で発声します。

①食道発声法
②電動式人工喉頭(電気喉頭)
③シャント発声法(気管食道シャント法)

食道発声法

一度、空気を食道まで取り込み、そこからゲップの要領で、空気を吐き出します。
このときに、咽頭や食道粘膜を震わせて音を出します。
口腔や舌を動かし、声をつくります。

高齢者は訓練をするだけでも大変な場合もあります。





電動式人工喉頭(電気喉頭)

声帯の代わりの小型の機械(髭剃りに似た形状です)を喉にあて、声を出します。

人工喉頭は先端に振動版がついています。
下咽頭に先端をあて、振動を口腔へ伝えます。
このときに、喉頭の摘出前と同じように、口や舌を動かし、しゃべります。

特別な訓練をしなくとも、声を出せます。
高齢者など肺活量の少ない人でも声を出せます。

声は機械的です。
しゃべる時に、片手で電気喉頭を持つ必要があります。






シャント発声法(気管食道シャント法)

気管と食道を連結させる手術をします。

シャント手術は、
喉頭の摘出手術と同時に行われるケースと、
後から行うケースがあります。

しゃべり方は、
永久機関孔を指でふさぎ
肺の空気で食道の粘膜を震わせ声を出します。

定期的な器具のメンテナンスが大切です。







BNCTでのどの癌の治療

喉頭癌や下咽頭癌で、「喉頭(声帯)を摘出」する可能性のある方。
BNCTの治療をご検討ください。

BNCTは、放射線治療後に再発した癌、浸潤した癌も適応です。
「声帯の摘出を免れる」可能性があります。



喉頭癌(こうとうがん) について詳しく



咽頭癌(いんとうがん) について詳しく