BNCTプラザ


口腔癌とは

口腔癌(こうくうがん)は、口腔に発生する癌の総称です。
日本では、年間約7~8,000人の方がが口腔癌に罹患しています。
口腔がんの発生率は、体にできる癌の1〜3%です。
口腔癌は、50歳~60歳代が好発年齢です。喉頭癌咽喉癌と比較すると、やや若い年齢に好発します。
口腔癌は早期発見すれば治療もしやすく、「5年生存率」も約90%と治癒しやすい癌です。

口腔癌の原因として、飲酒、喫煙などがあげられます。
過度な飲酒控えましょう。
禁煙しましょう。

口の中を不衛生にしておくのも良くありません。
食後の歯磨きを行い、口の中を清潔に保ちましょう。
虫歯になってしまったら、放置せずに治療しましょう。
(虫歯の治療のため歯科を受診し、口腔がんが見つかるケースもあります。)
合わない入れ歯もよくありません。







口腔癌の症状

口腔癌は下記のような症状が表れることがあります。
・口の中が白や赤に変色する。斑点がある。
・口臭が強くなる。
・口の中に硬いしこりがある。
・口の中に出血しやすい場所がある。
・口の中に痛みやしびれがある。(食事中など)
・口の中がただれている。
・首のリンパ節の腫れ。



口腔がんと口内炎

口腔がんの症状は、口内炎の症状と似ているため放置されることもあります。
口内炎は通常長くても二週間程度で治ります。持続するような場合は口腔がんの疑いがあるので注意しましょう。





口腔癌の分類

口腔癌は、腫瘍の発生部位によって、舌癌 / 上顎歯肉癌 / 下顎歯肉癌 / 口腔底癌 / 頬粘膜癌 / 硬口蓋癌 / 口唇癌に分類されます。

舌癌

舌癌は、口腔癌の一つで、舌前方と舌下面の範囲で発生する腫瘍です。口腔癌の中で最も多い腫瘍です。
舌癌はリンパ節転移を起こすと予後(生存率)が悪くなります。
早期発見、早期治療を目指しましょう。
舌癌について詳しく見る





歯肉癌

歯肉がんは歯ぐきのどこからでも発生します。
部位により分類されます。
・上顎歯肉癌(じょうがくしにくがん)(上あごの歯肉にできる癌)
・下顎歯肉癌(かがくしにくがん)(下あごの歯肉にできる癌)

歯肉癌の原因
喫煙、飲酒、虫歯や合わない入れ歯などが原因です。





口腔癌の病期・ステージ

口腔がんのステージは、癌の広がり・リンパ節への転移の有無・遠隔転移の有無により、分類されます。
ステージI・II期は早期がん、ステージIII期・IV期は進行がんと分類されます。

ステージIがんの腫瘍が2cm以下であり、リンパ節への転移がない
ステージIIがんの腫瘍が2cm以上4cm以下であり、リンパ節への転移がない
ステージIIIがんの腫瘍が4cmを超えている、又は首のリンパ節に3cm以下の転移がある
ステージIV Aがんが口の周囲の筋肉や皮膚、上顎洞にまで広がっている、又はリンパ節へ3~6cmの転移がある
ステージIV Bがんの腫瘍が口腔内を越えて、頭やのど、頸動脈まで広がっている、又はリンパ節へ6cmを超える転移がある
ステージIV Cがんが口腔から遠くの臓器へ遠隔転移している

BNCTで口腔癌の治療

一般的に、早期の口腔がん(ステージⅠ、Ⅱ)では手術や放射線療法が行われます。

BNCTは口腔がん(舌癌・上顎歯肉癌・下顎歯肉癌・口腔底癌・頬粘膜癌・硬口蓋癌・口唇癌)など、体表に近い部位の癌に効果を発揮します。
BNCTで治療効果があるかもしれません。

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